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インタービュー

vol.9 リニューアル時にネットショップ機能強化・更新作業省力化を実現

自社商品のカタログを電子化
電子書籍にリンクを貼って、サイトへ誘導 書籍の“試し読み”も提供

東京法規出版e-パビリオン

『東京法規出版e-パビリオン』を運営する(株)東京法規出版は、健康づくりや病気予防、防災・防犯、国民健康保険や介護保険、消費者教育分野など、生活の中で役立つさまざまなジャンルの実用情報を発信する出版社です。全国の地方自治体や官公庁、健康保険組合や医療機関、企業などをおもな顧客としています。
『東京法規出版e-パビリオン』では、全国の顧客に向けて自社商品の電子カタログを公開。また、一部の商品を“試し読み”として提供しています。電子カタログは、自社の通販サイトと連動しており、顧客のご担当者がいつでも好きな時に電子カタログを閲覧、そのままネット上で商品発注できる仕組みとなっています。これらのサイトの立ち上げ時から関わり、その後も電子カタログの管理などを担当する東京法規出版 編集企画部 大島 八千代さんにお話を伺いました。

東京法規出版e-パビリオン
『東京法規出版e-パビリオン』とは?
東京法規出版が全国の自治体、企業、健康保険組合、医療機関や公的機関などを対象に展開する、生活・健康に関連する様々な最新実用情報をまとめたパンフレット等の電子カタログを掲載。一部商品の“試し読み”なども提供。自社商品の通販サイトと連動することで、2000点を超える商品紹介とともに、通販サイトへ誘導を図る。

◇ 書店サイト http://tkhs.wook.jp/
◇ 企業サイト http://www.tkhs.co.jp/

サイトリニューアルに合わせ、2013年5月からカタログをすべて電子化

――  『東京法規出版e-パビリオン』開設のきっかけは?
2013年5月、サイトリニューアルに合わせて「wook」を導入しました。 それまでもサイト上で商品の購入は可能だったのですが、もともとがネットショップを前提にしたつくりになっていなかったんですね。もっと便利に使いやすいサイトにしようということでリニューアルを考えていた時、ウェブ制作会社の方の薦めで「wook」導入を決めました。既存のカタログの電子化がカンタンにできる上、電子書籍のページから商品の購入ページにリンクを飛ばすことも出来るのが気に入りました。
――  すべてのカタログを電子化しているのですか?
はい。自社商品のカタログすべてを電子化しています。私どもの出版物は、一般の方に直接販売するのではなく、自治体や健保組合、国の機関や医療機関に一括してご購入いただき、そこから一般の方に配付されるものが多いんです。具体的に見ていただいた方がわかりやすいですよね。
例えば、『健康パビリオン2015 Vol.5』というカタログでは、保健衛生や健康づくりの出版物のご案内をしています。分野別に、例えば、特定健診関連やインフルエンザ予防、メンタルヘルスといった分野に分かれていて、健康づくりや病気予防に役立つ実用的なパンフレットを販売しています。
――  『防災』の分野もあるのですね。
『防災パビリオン』でご紹介しています。様々な災害を想定し、減災・防災対策やいざという時に役立つ情報を、様々な判型、ページ数で用意しています。もちろん、地域の実情に合わせたマップや記事をオリジナルで製作することも可能ですし、役立つ防災グッズの販売もしています。
――  商品点数は多いのですか?
ネットショップの商品登録だけで2000点以上あります。カタログは分野別になっており、年に4~5回発行しています。1回の更新で30~40冊の新しい商品が出ますので、更新はけっこう大変ですね。カタログの制作とネット掲載を別々にやるとなると…、想像したくないです(笑)。「wook」ならカタログデータをそのまま載せられるので、たいへん助かっています。
――  カタログからサイトへリンクを貼っているのですか?
最初のうちはがんばって貼っていたのですが、どうしても手作業になるので時間が…。「wook」にリンクを自動で貼ってくれるような仕組みが出来れば、すぐに使いますよ(笑)。
  • 『健康パビリオン2015 Vol.5』は、
    保健衛生や健康づくりの出版物を
    紹介している

  • 『防災バビリオン2015 vol.3』は、
    10以上の防災カテゴリにわかれた
    出版物が紹介されている

  • 単行本の試し読み作品も、
    数多く電子化されている

ネット経由で、新たな顧客を獲得

――  カタログを電子化して、一番変わったことは何ですか?
紙は紙で良いところがありますので、現在も紙のカタログは続けています。ただ、以前は急ぎのお問い合わせをいただいた時でも、郵送しか方法がありませんでした。どうしても時間がかかってしまうので、機会を逸する場合もあったかと思います。それが、デジタルデータであれば、いつでもご担当者が閲覧できて、そのままネット上で商品発注できるようになりました。お客様にとっても便利な仕組みになっていると思います。
ただ、今でもたまに、“紙でも見たい”というお問い合わせをいただくこともありますよ(笑)。会議の時など、紙の方が便利な時もあるようですね。
――  それぞれに良いところがあるのですね。
当社のお客様は全国ですので、どうしても営業担当が回り切れていないところもあります。そんな時、紙しか無ければそのままですが、デジタル化したカタログを見てご連絡いただいたケースもありました。サイト上で“試し読み”をして、お問い合わせいただいた例もあります。
――  “試し読み”はどういう形で行っているのですか?
ページ数の多い商品の、数ページを読めるようにしています。データは「wook」の書店サイトにアップしてあるのですが、通販サイトの商品紹介からリンクされているので、購入を検討している時にそのままページを開いて読めるんです。カタログもそうですが、ページをめくって読めるのがとてもいいですね。電子書籍から外部サイトへリンクを貼ることもできるし、デジタルならではの便利機能です。
――  今後、さらに電子化を進めていく予定はありますか。
この次のステップというと、出版物の電子書籍化、それもデジタルでの有料販売ということになるかと思います。「wook」には販売機能も付いているので、やろうと思えばできるんですよね。ただ、そうなると、スマホなどの小さな画面でも見やすいレイアウトにしたり、デジタルで読みやすいような工夫も必要になりますよね。端末の普及や、デジタルへの慣れといった、読み手の状況を見据えながら、検討していきたいと思います。
――  ありがとうございました。
東京法規出版e-パビリオンサイト画像

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