かんたんクラウドライブラリーwook Gakken Group

インタービュー

vol.7 地方創生観光資源としての“夜景”の英知を検定コンテンツ化

「夜景鑑賞士検定」で今こそ世界に伝えたい、日本の夜景観光とその魅力

夜景鑑賞士検定&イルミネーション検定

夜景大国NIPPON――。日本は世界的にみても、夜に関する文化を古くから持つ国で、夜間行事の数も世界最多と言われているそうです。
そんな日本ならではの夜景文化をPRし、夜間の観光の拡大、全国各地の観光地の新たな魅力発掘と発信をプロデュースしている団体が、一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローです。同団体は、夜間観光を盛り上げられる人材を育成する検定コンテンツ『夜景鑑賞士検定2015年版』を、wook内の専用サイトで配信しています。
そこで今回は、国際都市TOKYOの夜景が一望できる、東京・勝どきにある夜景観光コンベンション・ビューローのオフィスを訪問。夜景鑑賞士検定の意義と今後のビジョンについて、夜景検定事務局長の丸々もとおさんにお話を伺いました。

夜景鑑賞士検定&イルミネーション検定
『一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー』とは?
当団体は2004年の「日本夜景遺産認定プロジェクト」を契機に活動をスタートしました。
その後、「夜景観光の推進」をスローガンに、日本夜景遺産認定事業、夜景ナビゲーター養成(夜景の案内人)、夜景による町おこしのサポート事業、そして、「夜景サミット」の開催・運営や、「夜景鑑賞士検定(夜景検定)」の運営を事務局ベースで実施。
そして、その8年間の活動を基盤に、2012年6月に「一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー」を設立。
◇ 企業サイト http://www.yakei-cvb.or.jp/
――  「夜景鑑賞士検定」を開始したキッカケを教えてください。
日本は他国に比べて夜に関する文化を古くから持っている国で、古今和歌集などの文学、月見台にみる建築、夜祭や送り火といった夜間行事の数も世界中で最も多い国と言われています。また現代において、夜景を愛でるという夜景鑑賞も日本文化といってはばからないほど、資源となるスポットや鑑賞する人々も共に成熟してきています。ビジネスとしても年々夜間の観光の拡大、土地の新たな魅力発掘のため、夜景への期待は高まってきているのです。その時流の中で、夜景を語り、夜景を利用でき、夜間観光を盛り上げられる人材の育成を目的として、2008年より「夜景鑑賞士検定」を開催しています。
――  どんな方が当検定を受験していますか?
これまで、夜景が好きな人はもちろん、観光業界を目指す学生の皆さん、旅行代理店、行政、展望台、ホテル、クルージング、交通、観光業界に従事している方々等、全国で8000人を超える方に受験していただき、約4500名にのぼる「夜景鑑賞士」が誕生しています。
――  地方自治体の観光課に勤務されている方も遠方から受験しているそうですね。
はい。「第三回」以降はご要望に応えて、WEB受験システムを採用。北海道から九州・沖縄まで、2級・3級が全国のご自宅で受験できるようになりました。夜景ツアーがプランニングできるまでの具体的なスキル取得を目指す1級は、東京・大阪会場の二会場で開催。2級を通過された方は、そのままのスキルを生かしていただきながら、約3ヶ月後に受験できるように設定しています。
――  受験者の方の主な目的は?
夜景検定の勉強をきっかけに、優れた夜景コンテンツを県庁から発信したいという方や、不動産の仕事を通じて、夜も安全で賑わいのある魅力溢れた街づくりを目指したいという方など、業界関係者から夜景の新たな知識を生かした仕事や商品企画に対する多くの具体的目標をいただいております。また、就職活動中に面接で夜景検定の話題をきっかけに話が盛り上がり、マスコミに就職したという方や、デートに知識を活かすことができたという方、将来の目標を見つけたという方など学生さんからも嬉しい声をたくさんいただいております。
――  今後、どういったコンテンツを発表していきたいですか?
ひと口に「夜景」といっても、単なる山上や展望台からパノラマ的に眺めるものだけではありません。古から続く日本のお月見や夜祭り、四季を通じた夜桜や紅葉ライトアップ、最近では工場夜景やイルミネーション等、夜の景観に限りはありません。その中でも近年は、LEDイルミネーションをはじめとした光文化が日本の夜景のひとつとして欠かせないものとなっています。これらの新たな「夜景」を日本国内のみならず、海外の事例とも比較しながら多くの人にお伝えできるコンテンツの創出を目指しています。日本の光を求めて、多くの観光客がいま以上に海外から訪れてくれると嬉しいですね。
――  最後に、ユーザーの方にメッセージを。
「夜景検定」は、単に知識を深めるための検定ではありません。町おこしや旅行商品の開発等、具体的に観光に結びつけたいと願う方々にも数多く受験していただいています。結果、全国各地の夜景鑑賞士の方々から「わが町の夜景も観光資源として売り出せないか」等、多くの貴重なご意見やご提案もいただき、日本の夜間観光促進にとって素晴らしい一助となっているのです。「夜景を活用した新商品を売り出したい」「滞在型観光を促進したい」「観光関連の企業に就職したい」「夜景をもっと楽しみたい」等、受験される方々には様々な動機が考えられますが、こうして夜景への理解を深めた方々が、次の夜間観光、夜景ビジネスの担い手として、何らかの形で夜の楽しみを倍増させていくキーマンになっていくと信じています。まずは興味本意からでも夜景の奥深さを知り、日々の生活に役立てて欲しいと思います。ぜひ多くの方からのお申込をお待ちしております。
夜景鑑賞士検定&イルミネーション検定公式テキスト完全版
2015夜景検定公式テキスト2級・3級完全版
【作品概要】
本テキストは、夜景検定を受験したいと考える方には必須。「日本夜景遺産」情報や全国の観光地における夜景活用事例、夜景と環境(エコロジー)等、夜景に関する基本情報を収録。そのほか、夜景を観光資源として利用するブランディングや地域活性化に活用する話まで数多く盛り込まれています。観光ガイドブックとしても活用できる一冊です。
夜景鑑賞士検定&イルミネーション検定サイト画像

⇒その他インタビュー一覧はこちら