中学生におすすめの小説ランキング!定番から最新作まで40選

  1. 中学生におすすめの小説の選び方
  2. 中学生におすすめの小説ランキングTOP40
    1. 第1位 かがみの孤城(辻村深月)
    2. 第2位 君の膵臓をたべたい(住野よる)
    3. 第3位 ナミヤ雑貨店の奇蹟(東野圭吾)
    4. 第4位 カラフル(森絵都)
    5. 第5位 西の魔女が死んだ(梨木香歩)
    6. 第6位 きみの友だち(重松清)
    7. 第7位 アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)
    8. 第8位 バッテリー(あさのあつこ)
    9. 第9位 成瀬は天下を取りにいく(宮島未奈)
    10. 第10位 教室が、ひとりになるまで(浅倉秋成)
    11. 第11位 氷菓(米澤穂信)
    12. 第12位 そして誰もいなくなった(アガサ・クリスティー)
    13. 第13位 Another(綾辻行人)
    14. 第14位 夜市(恒川光太郎)
    15. 第15位 三毛猫ホームズの推理(赤川次郎)
    16. 第16位 燃えよ剣(司馬遼太郎)
    17. 第17位 三国志(吉川英治)
    18. 第18位 のぼうの城(和田竜)
    19. 第19位 旅猫リポート(有川浩)
    20. 第20位 天久鷹央の推理カルテ(知念実希人)
    21. 第21位 竜馬がゆく(司馬遼太郎)
    22. 第22位 桐島、部活やめるってよ(朝井リョウ)
    23. 第23位 夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)
    24. 第24位 風が強く吹いている(三浦しをん)
    25. 第25位 小説 秒速5センチメートル(新海誠)
    26. 第26位 2.43 清陰高校男子バレー部(壁井ユカコ)
    27. 第27位 近畿地方のある場所について(背筋)
    28. 第28位 六番目の小夜子(恩田陸)
    29. 第29位 GOTH 夜の章(乙一)
    30. 第30位 清須会議(三谷幸喜)
    31. 第31位 4TEEN(石田衣良)
    32. 第32位 ライ麦畑でつかまえて(J.D.サリンジャー)
    33. 第33位 小説 天気の子(新海誠)
    34. 第34位 小説 聲の形(吉田玲子)
    35. 第35位 君に読ませたいミステリがあるんだ(東川篤哉)
    36. 第36位 ノルウェイの森(村上春樹)
    37. 第37位 赤い大河(塚本正巳)
    38. 第38位 響け!ユーフォニアム(武田綾乃)
    39. 第39位 余命一年の君が僕に残してくれたもの(日野祐希)
    40. 第40位 青空のむこう(アレックス・シアラー)
  3. 小説ヨミタイ編集部からのまとめ

中学生におすすめの小説の選び方

中学生の時期は新たな世界に触れる絶好のチャンス。読書感想文の課題だけでなく、自分の趣味として小説を楽しむことで視野が広がります。

選ぶときは自分の興味のあるジャンルから入るのがおすすめ。また、映画化やアニメ化された作品は取っつきやすく、その後原作を読むとまた違った発見があります。

中学生におすすめの小説ランキングTOP40

第1位 かがみの孤城(辻村深月)

不登校になった少女・こころが鏡の中の「孤城」で出会った仲間たちとの物語。2018年本屋大賞を受賞し、劇場アニメ化もされた話題作です。

居場所のなさや生きづらさを抱える中学生の気持ちに寄り添いながら、幻想的な世界観で読者を引き込みます。伏線回収も見事で、ラストに涙する読者続出の感動作です。

第2位 君の膵臓をたべたい(住野よる)

クラスメイトの山内桜良が膵臓の病気で余命わずかだと知った「僕」の物語。映画化やアニメ化など様々なメディアでも話題になりました。

現代の若者言葉で描かれた等身大の高校生の姿と、「いまを生きる」という普遍的なテーマが心に響きます。両親や先生と価値観が合わないと感じる中学生にも共感できる作品です。

第3位 ナミヤ雑貨店の奇蹟(東野圭吾)

32年前の過去と現在をつなぐ不思議な雑貨店を舞台にした物語。東野圭吾作品の中でも「最も泣ける」と評判の感動作です。

様々な悩みを抱えた人々が手紙を通してつながっていく展開は、読み進めるほどに涙腺が緩みます。人と人とのつながりの素晴らしさを実感できる、中学生にもおすすめの傑作です。

第4位 カラフル(森絵都)

自殺した少年の体を借りて「生まれ変わりの試験」に挑む魂の物語。中学生の複雑な心理を繊細に描いた青春小説です。

リアルな学校生活の描写と、家族の抱える問題にも切り込むストーリー展開が魅力。生きることの意味を問いかける、思春期の中学生にぴったりの一冊です。

第5位 西の魔女が死んだ(梨木香歩)

学校に行けなくなった少女・まいが、「西の魔女」と呼ぶ祖母と過ごす日々を描いた物語。映画化もされた不朽の名作です。

美しい自然描写と、自分自身で考え、決断する大切さを教えてくれる物語。生きづらさを感じている中学生に、そっと寄り添ってくれる一冊です。

第6位 きみの友だち(重松清)

友情をテーマにした連作短編集。障害を持つ女の子や、いじめられている子など、様々な立場の子どもたちが登場します。

一つひとつの短編が深い余韻を残し、「友だち」の本当の意味を考えさせられる作品。学校生活の悩みや人間関係に悩む中学生におすすめの一冊です。

第7位 アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)

知能が急激に向上する手術を受けた知的障害のある青年チャーリイの悲劇を描いた名作。世界中で愛される古典的SFです。

周囲からの視線の変化や、知能と幸福の関係など、深いテーマを考えさせる物語。人間の尊厳や思いやりについて考えるきっかけになる一冊です。

第8位 バッテリー(あさのあつこ)

天才ピッチャー・原田巧とキャッチャー・永倉豪のバッテリーを中心に描かれる青春野球小説。シリーズ累計1000万部を超える人気作です。

野球だけでなく、家族との関係や友情、自分らしさを貫く姿勢など多角的なテーマが魅力。スポーツをしている中学生はもちろん、人間関係に悩む中学生にもおすすめです。

第9位 成瀬は天下を取りにいく(宮島未奈)

型破りな少女・成瀬あかりと彼女を見守る島崎みゆきの友情を描いた連作短編集。2024年本屋大賞受賞作です。

「私は天下をとる」と豪語する成瀬の突飛な行動と、着実に成長していく友情が心温まる物語。自分らしく生きるヒントと勇気をもらえる、中学生にぴったりの一冊です。

第10位 教室が、ひとりになるまで(浅倉秋成)

同じクラスで続く自殺の真相に迫る特殊設定ミステリー。青春と異能力が交錯する新感覚の作品です。

異能力バトルとミステリーの要素が絶妙に融合した展開は、最後まで目が離せません。中学生向けのミステリー入門としても最適な一冊です。

第11位 氷菓(米澤穂信)

「省エネ」を信条とする男子高校生・折木奉太郎が所属する古典部の活躍を描くミステリー。アニメ化や実写映画化もされた人気シリーズの第一作です。

日常の謎を論理的に解き明かしていく展開は、頭の体操にもなります。推理小説が気になる中学生の入門編としても最適な一冊です。

第12位 そして誰もいなくなった(アガサ・クリスティー)

孤島に招かれた10人が次々と殺されていく、ミステリーの金字塔。「クローズド・サークル」の代表作として知られています。

シンプルながら巧妙なトリックと、人間の心理描写の深さが魅力。ミステリーの古典を読んでみたい中学生におすすめの一冊です。

第13位 Another(綾辻行人)

田舎の中学校を舞台にした学園ホラー。「忌まわしき現象」に巻き込まれたクラスの恐怖を描いた作品です。

アニメ化・映画化もされた人気作で、ホラーとミステリーの要素が絶妙に融合。怖い話が好きな中学生にはたまらない一冊です。

第14位 夜市(恒川光太郎)

夜になると現れる不思議な市場「夜市」を舞台にした幻想小説。日本ホラー小説大賞を受賞した名作です。

日常のすぐ隣にある異界を描く独特の世界観が魅力。ファンタジーとホラーが好きな中学生におすすめの一冊です。

第15位 三毛猫ホームズの推理(赤川次郎)

不思議な三毛猫・ホームズと片山刑事が難事件を解決するシリーズ第一作。親しみやすいミステリーとして人気があります。

猫好きな人はもちろん、初めてミステリーに挑戦する中学生にもおすすめ。気軽に読める推理小説の入門書として最適です。

第16位 燃えよ剣(司馬遼太郎)

新選組副長・土方歳三の生涯を描いた歴史小説。幕末の激動期を生きた男たちの生き様が描かれています。

歴史上の人物が生き生きと描かれる司馬ワールドは、歴史が苦手な中学生でも引き込まれます。教科書では味わえない歴史の魅力に触れられる一冊です。

第17位 三国志(吉川英治)

諸葛亮孔明や曹操、関羽などの英雄たちが活躍する中国古典の名作。日本人に親しみやすく再構築された物語です。

数々の名言や戦略、人間ドラマが詰まった物語は、今読んでも色あせません。歴史や戦略に興味のある中学生におすすめの一冊です。

第18位 のぼうの城(和田竜)

戦国時代、わずか500人で2万の大軍に立ち向かった忍城の奇跡を描いた歴史小説。映画化もされた人気作です。

「頼りない城代」と思われていた主人公が知恵と度胸で窮地を乗り切る姿は痛快そのもの。歴史小説初心者の中学生にもおすすめの一冊です。

第19位 旅猫リポート(有川浩)

愛猫を新しい飼い主に託すため旅に出た青年と猫の物語。優しさに満ちた感動作です。

猫の視点も交えたユーモアと、人と動物の絆を描いた温かい物語に心が癒されます。動物好きな中学生に特におすすめの一冊です。

第20位 天久鷹央の推理カルテ(知念実希人)

医師の目線で医療ミステリーを解決していく連作集。医学知識と推理が融合した新しいミステリーです。

難解な医学用語もわかりやすく説明されており、中学生でも楽しめる作り。将来医療関係を目指す中学生や、ミステリー好きにおすすめです。

第21位 竜馬がゆく(司馬遼太郎)

幕末の風雲児・坂本龍馬の生涯を描いた歴史小説。近代日本の礎を築いた龍馬の魅力が詰まっています。

司馬遼太郎の流麗な文章で描かれる坂本龍馬の生涯は、中学生でも引き込まれる魅力があります。歴史上の人物に興味を持つきっかけになる一冊です。

第22位 桐島、部活やめるってよ(朝井リョウ)

人気者だった桐島の突然の部活退部が引き起こす波紋を描いた青春小説。第22回小説すばる新人賞受賞作です。

5人の視点から物語が進行する斬新な構成と、リアルな高校生の心理描写が魅力。思春期特有の悩みに共感できる中学生におすすめの一冊です。

第23位 夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)

「黒髪の乙女」に恋する「先輩」の奮闘を描いたラブコメディ。第20回山本周五郎賞受賞作です。

京都の街を舞台にしたファンタジックな恋愛模様は、独特の世界観と軽やかな文体で楽しめます。少し変わった恋愛小説を読みたい中学生におすすめです。

第24位 風が強く吹いている(三浦しをん)

箱根駅伝を目指す大学生たちの成長と友情を描いた青春スポーツ小説。アニメ化や実写映画化もされた人気作です。

走ることを通じて自分と向き合い、仲間と絆を深めていく姿に感動します。スポーツをしている中学生はもちろん、チームワークの大切さを学びたい中学生にもおすすめです。

第25位 小説 秒速5センチメートル(新海誠)

離ればなれになった少年少女の切ない恋を描いた新海誠の代表作。アニメーション映画を原作者自身が小説化しました。

繊細な心理描写と美しい風景描写が特徴で、初恋の切なさが胸に迫ります。恋愛小説に興味を持ち始めた中学生におすすめの一冊です。

第26位 2.43 清陰高校男子バレー部(壁井ユカコ)

福井の高校バレー部を舞台にした青春スポーツ小説。アニメ化もされた人気作品です。

個性的なキャラクターたちの成長と友情、そしてバレーボールへの情熱が描かれています。部活動に打ち込む中学生におすすめの熱い一冊です。

第27位 近畿地方のある場所について(背筋)

近畿地方のある場所に関する怪談や噂を調査していくうちに、恐ろしい事実が明らかになるホラー小説。Web小説から書籍化された話題作です。

モキュメンタリー形式で書かれた斬新な構成が新鮮。怖い話が好きな中学生におすすめの一冊です。

第28位 六番目の小夜子(恩田陸)

ある高校に伝わる怪談「サヨコ」の真相に迫るホラーミステリー。恩田陸のデビュー作です。

学園を舞台にした青春要素とホラー要素が絶妙に融合した作品。ホラーミステリーに興味のある中学生におすすめの一冊です。

第29位 GOTH 夜の章(乙一)

猟奇殺人事件に興味を持つ森野夜と「僕」の物語。第3回本格ミステリ大賞受賞作です。

グロテスクな描写もありますが、新感覚のミステリーとして高い評価を受けています。ダークな世界観が好きな中学生におすすめの一冊です。

第30位 清須会議(三谷幸喜)

信長亡き後の後継者を決める会議を描いた歴史エンターテイメント小説。映画化もされた話題作です。

歴史上の人物たちが繰り広げる駆け引きとユーモアが絶妙に融合。歴史が苦手な中学生でも楽しく読める一冊です。

第31位 4TEEN(石田衣良)

14歳の少年たちの成長と友情を描いた青春小説。東京・月島を舞台にした物語です。

リアルな中学生の日常と心情が描かれており、共感できる部分が多い作品。等身大の中学生を描いた小説を読みたい人におすすめです。

第32位 ライ麦畑でつかまえて(J.D.サリンジャー)

退学処分を受けた高校生ホールデンの3日間を描いた青春小説。世界的名作として知られています。

反抗期の思春期の心理を鋭く描いた作品で、アメリカ文学の傑作。少し背伸びをして読んでみたい中学生におすすめの一冊です。

第33位 小説 天気の子(新海誠)

雨を晴らす能力を持つ少女と、家出少年の物語。大ヒットアニメ映画を原作者自身が小説化しました。

美しい東京の風景描写と、愛と選択をテーマにした物語が心に響きます。新海作品が好きな中学生におすすめの一冊です。

第34位 小説 聲の形(吉田玲子)

聴覚障害を持つ少女と彼女をいじめた少年の物語。人気アニメ映画の小説版です。

いじめや障害、そして償いと成長をテーマにした感動作。人間関係に悩む中学生に読んでほしい一冊です。

第35位 君に読ませたいミステリがあるんだ(東川篤哉)

ミステリ小説愛好会の高校生たちが活躍するユーモアミステリー。軽快な文体で読みやすい作品です。

ミステリのトリックだけでなく、登場人物たちの掛け合いも楽しめる一冊。ミステリ入門に最適で、中学生でも読みやすいおすすめ作です。

第36位 ノルウェイの森(村上春樹)

1960年代の学生運動を背景に、青年ワタナベの恋と成長を描いた恋愛小説。村上春樹のベストセラー作品です。

若者特有の孤独や恋愛、友情が繊細に描かれた青春小説。少し大人の内容も含まれますが、中学生の遅めの読書としておすすめです。

第37位 赤い大河(塚本正巳)

二度と交わるはずのなかった二人の少年少女の恋を描いた恋愛小説。切なさと儚さが特徴の作品です。

時代を超えて読み継がれる感動の純愛ストーリー。初めての恋愛小説として中学生におすすめの一冊です。

第38位 響け!ユーフォニアム(武田綾乃)

高校吹奏楽部を舞台にした青春小説。アニメ化もされた音楽青春ストーリーです。

吹奏楽部の日常や大会に向けた練習、部員たちの成長が丁寧に描かれています。部活動に打ち込む中学生におすすめの一冊です。

第39位 余命一年の君が僕に残してくれたもの(日野祐希)

余命宣告を受けた少女と彼女に恋をした少年の物語。泣ける純愛小説として人気です。

命の尊さと初恋の切なさが胸に迫る感動作。泣ける恋愛小説を読みたい中学生におすすめの一冊です。

第40位 青空のむこう(アレックス・シアラー)

事故で亡くなった少年が少しずつ自分自身の現実と向き合っていくことによって、心の傷と成長を描いた小説です。児童文学の名作として知られています。

喪失と再生をテーマにした心温まるストーリー。辛い経験を乗り越える勇気をもらえる、中学生におすすめの一冊です。

小説ヨミタイ編集部からのまとめ

中学生の時期は好奇心旺盛で、様々な本との出会いがあるかけがえのない時間です。このランキングの中から、あなたの心に響く一冊が見つかりますように。

まずは自分の興味のあるジャンルから手に取ってみて、少しずつ読書の世界を広げていってくださいね。一冊の本との出会いが、あなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません。

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